わぎょログ

小径車にはまった元ロード乗りのブログ

初めてのセンチュリー

 春らしい陽気のなか、奥多摩方面を走ってきました。今日はがっつり登ろうと思い、コースは風張峠・表/裏〜甲武トンネル〜裏和田峠に決定。


 最初は都民の森までTT。新しい自転車になって初めての都民の森へのアタックで、どれくらいのタイムが出るかなと楽しみにしていました。意気込んで役場前を左折すると、前にいきなり車列が。現在、奥多摩周遊道路では工事が行われていて片側通行になっている箇所があると聞いていましたが、それだったようです。幸いすぐに動き出してくれましたが、ここで一度ペースダウン。その後も同じような感じで、停止するまではかないけどスピードを落とさざるを得ない場面がありました。さらにバスに進路を阻まれたりで、分岐までは我慢の展開。そんな感じだったにもかかわらず、分岐のタイムは初めて16分台を記録しました。普通に走れていたらもう少し短縮できたかもしれません。


 分岐の後、山小屋への登り。信号の所でEdge705のLapボタンを押して登り始め、少ししてからふと視線を下に落とすとサイコンの表示が変。どうやらLapボタンと間違えて、Stopボタンを押していたようで計測がストップしていました。この間30秒くらいでしょうか。これではっきりしたタイムが分からなくなっちゃいました。いいペースで来ていたのにもったいない。


 とりあえずあとで30秒足しておけばいいや思い、そのままTTを続行。今日は脚が良く動き、調子は上々。タイム的にも期待できそうだったので先のことは考えず、全力で行きました。前の自転車に比べて軽量になった影響もあって、登りがとにかく軽く感じます。いつもはアウターにするか迷って、結局インナーで登るところもこの日は迷わずにアウターで登れました。自転車が軽いって良いな。


 都民の森TT 53′02(未計測区間は含まず)


 これに30秒を足して、今日は53′30くらいってことにします。はっきりしたタイムが分からず参考記録ですが、ベストは間違いなく更新してそう。料金所から先で少しバテたみたいで10分を切れず、ここは次回の課題です。分岐までタイムロスしていることを考えると、もう少し短縮可能な気がします。



 都民の森でトイレ休憩をして奥多摩湖へ。今度は奥多摩湖側から風張峠を登ります。こちらは北側の斜面ですがら、頂上付近は路肩に雪がしっかりと残っていました。ちょっと春先のヒルクライムレースを彷彿とさせる雰囲気。あまり人とすれ違うこともなく、コースを独り占めといった感じで、ちょっと贅沢な時間を堪能。ここは一定ペースで程ほどに頑張りました。


 もう一度都民の森に立ち寄り、今度はしっかりと休憩。分岐まで下って、久しぶりの甲武トンネルへの登り。前回登った時は特に勾配がきつい印象はなかったんですが、所々9〜10%という箇所がありました。そんなに距離がないのものの脚に疲労が蓄積しているので、それなりにつらいです。和田峠に備えて脚を使いすぎないように心掛けました。


 そしていよいよ裏和田峠へ。ここまでくるともう余裕はなく、インナーローで回すのみ。途中の7〜8%が楽に感じられて、ちょっと一息付けるなんて思えてきます。和田峠に来ると勾配に関する感覚がおかしくなりますね。頂上付近の12%の坂では、なんとかダンシングで凌ぐような有様で、本気で25Tが欲しくなりました。




 頂上の茶屋は、以前に比べて雰囲気が変わっていました。たしかオーナーが変わったというか話をネットで見かけた気がするんですが、その影響なんでしょうか。


 今日の練習では総距離が165kmと、初めてセンチュリーを達成しました。獲得標高も2771mとしっかりと登ることが出来て、いい練習になりました。長距離はあまり好きではないので平坦メインでこの距離を走る気はしませんが、峠メインだったらまたやってみたいです。